S17最高1913最終1866 反省と感謝のジュカクチ
初めまして。カイ,と申します。まずはS17お疲れ様でした。
ポケモンORASレートバトル最終シーズンということでみなさんが結果を残されていく中、僕はパーティーが決まらず迷走して最終日に1900に載せるので精いっぱいでした。
以下個体紹介です。
ジュカイン@メガ石
臆病 新緑→避雷針
メガ前 145-x-85-156(244)-107(12)-189(252)
竜の波動 リーフストーム 気合玉(宿り木の種) 守る(身代わり)
苦節半年にしてついに爆誕した色違い理想キモリ。一緒に高みに連れて行きたかった。
リザードン軸、マンダ軸、ルカリオ軸、砂パ雨パ軸で選出、活躍の機会はあったが、やはり対面構築には出せない。
終盤、相手パーティーにいるポリゴン2が嫌で宿身が型に変えたら勝てるようになった。定数ダメージは偉大。
いつものことだが火力が足りない。次回作では是非流星群をジュカインに。
ゲッコウガ@命の珠
意地っ張り 変幻自在
147-161(252)-87(4)-x-92-174(252)
影うち 水手裏剣 ダストシュート けたぐり
対面構築キリングマシーン()。
さばぺん先生考案のゲッコウガは今回も強かった。ただガルーラの技構成によってはこちらの立ち回りが変わり、こちらの行動が制限されてしまうことも多々あった。
猫持ちは後述するランドロスに交代して一回受けてから相手の冷凍技読みのゲッコウガback。
秘密の力を撃って来たらランドロスで相手をするしかないが、当然のように麻痺を引くので突破されて数的不利で負ける。
クレセやカバ、スイクンに受けられたときになにもできないので技の一つを悪の波動にするという手もあったかもしれない。
ただ手裏剣はガモスや馬車、影うちはゲンガー、ダストはニンフやサナ、けたぐりはガルーラ処理に必要で、これらのポケモンはパーティー単位で重く、ゲッコウガでしかこれらのポケモンを見れないので最後まで変えることはできなかった。
この構築の欠陥を抱えながら最後まで戦ってくれたイケメン。ありがとう。
ヒートロトム@突撃チョッキ
控えめ 浮遊
151(204)-x-127-158(152)-128(4)-125(148)
放電 ボルトチェンジ 目覚めるパワー氷 オーバーヒート
ゲンガー、ガモス、ボルトへのクッション。受けてボルトチェンジしてゲッコウガの影うちや手裏剣の圏内に入れる。
サイクルを回すのでなるべく体力は残しておきたいのだがゲンガーのヘドロ爆弾にはほぼ毒をもらっている。ズルい。
一方、こちらの放電で相手はほとんど麻痺ったことはない。ヘボい。
本来役割対象だったボルトロスが毒々をもっていることが少なくなく、かなりチョッキロトムはメタを張られているように感じた。
腕白 威嚇
191-165-133-x-111-123 (理想個体ではないので努力値は割愛)
物理受けというより削り意識のゴツメランド。
今期はS123が生きた時がなかった。
秘密の力を持つガルーラと対面した時、このランドロスが上をとっている場合があり、下手に蜻蛉返りができず突っ張って死んでいくことが多かった。
また、意地っ張りスカーフガブリアスの逆鱗を威嚇込みで3回耐るかはサイクルを回す上ではかなり重要になるので、Bに努力値をほぼ全振りした方がいい(テンプレが正義)。
対面構築にはゲッコウガとランドロスを必ず出し、ガルーラの後ろに控えるクレセリアやスカーフガブリアスのことを考え、あと一匹にクチートを選出することが多かった。
クチート@メガ石
意地っ張り 威嚇→力持ち
149(188)-141(188)-105-x-75-87(132)
じゃれつく 不意打ち 剣の舞 炎の牙
大抵のハッサムを抜けるという87までSを振り、ハッサムとナットへのヘイトを体現した型になった。
フルアタにしようか迷ったが、クレセリアがスキルスワップを持っているとスキルアップ→電磁波→月の光で詰んでしまう可能性があったので叩き落とすを剣の舞にした。
しかしクレセドランの並びに対しこの子は何もできないので、技のどれかを叩き落とすをにすべきだった(やはりテンプレがry)。
それでいて役割対象のポリ2、クレセの電磁波でよく痺れて動けなかったドジっ子。
可愛いから許す。
カイリュー@ラムの実
陽気 マルチスケイル
173(52)-185(244)-119(28)-x-121(4)-135(180)
逆鱗 神速 地震 竜の舞
クチートの相棒。
以前は意地っ張り個体だったが舞った時ゲンガー等を抜きたかったので陽気にした。
このカイリューもだが、ゲッコウガ、クチートと、パワーのあるポケモン達がどれも物理アタッカーであるために、相手の物理受けポケモンで受けきられてしまうことが多々あった。
特殊技で圧力をかけるポケモンがいないのでカイリューの枠に浮いて、特殊アタッカーのサザンドラが入ればバランスはよくなると思う。
サザンを使うなら候補としてはスカーフか耐久に振ったラム挑発型か。
選出は以下の通り(アイコンを横に並べられない。すみません)
・対ガルクレセ@1などの対面構築
基本は
相手パーティーにウルガモスがいる場合
正直対面構築にヒートロトムは出したくないし、事実ガルーラクレセガブに押し切られることがほとんど。
しかしウルガモスはこちらの構築にぶっ刺さっており(ヒートロトム、カイリュー以外全て等倍、抜群。目覚めるパワー氷があればカイリューも処理される)、持ち物も選出段階では不確定であるため、前述したとおり処理ルートは一回ヒートロトムで受けてゲッコウガの水手裏剣で落とすしかない。
勝率はゲッコウガ+ランド+クチートの選出が一番よかったが、相手の物理受けポケモンがスイクンやカバルドンだった場合、こちらの攻撃はすべて受けきられてしまい、全部負けた。
・対マンマン@1
ポリゴン2がいなければジュカイン+ゲッコウガ+ヒートロトムで大体崩せた。
ジュカインマンムー対面になったら相手が交換読みをして氷の礫以外の技を撃ってくる可能性があるので、できれば突っ張ってリーフストームを撃ちたい(礫撃たれて台無しになることは多々ある)。
メガボーマンダに対しては毒々身代わり型以外ならヒートロトムで後出しから処理できるのでかなり安心感があった。
最近のマンダマンムーは@1にナットレイの枠にHDポリゴン2かギルガルドを添える構築もあり、その場合はクチートを選出していたが、終盤、ジュカインの気合玉を宿り木の種に変更することで、メガ進化せず宿り木の種→身代わり連打→ヒートロトムに交換のルートでポリゴン2、ギルガルドを削って処理することが可能になり、結果ジュカインの選出は増えた。
ただしハッサムが相手パーティーにいると、ジュカインに打点がなく、ハッサムの蜻蛉返りで削られるだけのサイクルのお荷物になってしまうので、炎の牙を持っているクチートを選出。
ナットレイにも同様で、初手にステルスロックを撒きに出してくることを読んで先発クチートにして炎の牙で落とすこともあった。
・対へラクロススタン(ヘラクレセドラン)
初手クチートへラクロス対面はこちらの威嚇で相手のいずれの技もクチートが耐えるので有利だが、相手がヒードランに交換するか、交換を読んで突っ張ってくるか人それぞれなのでこちらはじゃれつくしか撃たなかった。
ヒードランに交換してきたらそれを受けるヒートロトムに交換し、受けてからボルトチェンジでゲッコウガにつないでけたぐりで落とす、が処理ルートだが、大抵のヒードランは一回様子見の守るで技を確認し、こちらのゲッコウガが物理アタッカーと判断するとクレセリアに交換。不利なサイクルを強いられた。
この選出が一番マシだろうなという感覚で、当たったらほぼ負け確定と思っていた。
・クチート入り
いなかった場合
相手のクチートの周りにいるポケモンがジュカインで勝てるならジュカインを選出した。特にクチート構築に入ってることの多いキノガッサはSの遅いポケモンが全員キノコの胞子で眠らされてしまう危険があるのでクチートは極力出さない。
いない場合はクチートを選出するが、炎の牙をもっているし、剣の舞もあるし、まあ負けないだろと思っていた(ポリ2の電磁波をもらった状態でクチートミラーで動けなかったトラウマあり)。
相手のクチートはゴツメランドロスで受けることができ、ヒートロトムもオーバーヒートで打点があるので、当たった際の勝率は高かった。
・対ルカリオ入り
ジュカインランドロスまで確定。気合玉を搭載してたジュカインなら一匹で崩せる。(命中率7割)
相手が初手に鉢巻カイリューを出して来たら切気味でランドロスを出してゴツゴツメットダメージでカイリューのマルチスケイルを削り、ジュカインの一貫をつくる。
ただ、相手にエルフーンがいた場合が厄介で、いたずらごころの先制宿り木身代わりですべてのポケモンが詰められる。
相手パーティーにエルフーンがいるかいないかで勝つか負けるかが決まった。あと気合玉の7割次第(体感5割)。
あれ、カイリューは・・・?
相手パーティーにフェアリータイプ(クレッフィは除く)、ナットレイやハッサムがいないときで、クチートを選出するときに出してた気がする。
つまりは、ほとんど出さなかった。
ちなみにこの構築にしてから受けループ構築とは一回も当たらなかったので対受けループの選出は割愛。フシギバナとエアームドの崩しルートがないので当たってたらほぼ負けてました。
自分の中で初めて2000に載ったジュカインクチートパーティーを多少個体やポケモンを変えて潜っていましたが1700より上のガルーラ構築に負けすぎたので解散になり、結局元に戻ってしまいました。
原因としてはガルクレセガブと今期多かったウルガモス等の崩しのルートが最後まで明確でなかったこと、構築がかなり物理に偏っていたことにあります。上を目指すには高レートのパーティーにしっかりメタをはることが必要だと最後になって改めて思います。
ただ最終日は色んな方がレートに潜っており、ガルーラ軸のパーティーばかりでなく色んなパーティーと対戦できてとても楽しめました。次回作にはもっと多様なパーティーが生まれるような環境になればいいなと願います。
長々と失礼しました。
最終日レート通話してくださったさばぺんさん、シュウさん、祗乃森さんには感謝を。
最後にORASレートお疲れさまでした。またいつか。